2021年6月23日水曜日

「6月のゆりの展示会2021 」を開催し(中村農園社長よりお礼のごあいさつ)

 

🌸6月のゆりの展示会(オンライン)」にご来場いただき、誠にありがとうございます。

当イベントは、毎年多くのお客様がご来場くださり、百合をご観覧いただくとともに、仲間との再会や業種を超えたつながりを深める場としても、重要な役割を果たしておりますが、

2021年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、試験農場での催しを中止致しました。

 

事前にご連絡いただいた生産者様・関係者様限定で、(マスク着用にて)ハウスにご入場いただいておりますが、今年はご希望に合わせて、オンラインミーティング(試験農場内でのWeb面談)にも対応させていただくことができました。オランダ関係各社にも同様にハウスを案内することができ、日本の環境での栽培結果にポジティブな発見が得られたと、ご好評いただいております。

 

6月のゆりの展示会」特設ページ(www.nfb.co.jp/lfj2021)では、より多くの皆様にご活用いただけるよう、試験農場の開花状況に加え、試験データも随時更新しております。

おかげ様で、4月まで3400名程度だったホームページのアクティブユーザー数(30日間)は、当面の目標としていた5000名を超えた後、開花時期に合わせて上昇、先週末に6000名に到達しました。展示会の特設ページは、スマホで見やすい画面構成となっており、QRコードから簡単にアクセスいただけたのも良かったのかなと思います。

試験農場にご来場いただけない生産者の皆様には、ご都合の良い時間にチェックしていただき、気になる品種や球根の供給等、詳しい内容につきましてはお気軽にお問合せ下さい。

 

🌸「6月のゆりの展示会 at the Flower Auction」にご協力いただいております全国の花市場様、展示場の設営や飾り付け、SNSの発信等にご尽力いただき、心から感謝申し上げます。いただいた写真は、弊社事務所の壁一面に掲示し、日々活動の励みになりました。

コロナ禍の生活様式を機会に、新しい花需要が注目されています。時を同じくして、以前の百合とは大きく異なる、八重や無花粉の品種がたくさん開発され、実際に供給も始まっています。

全国の地域のお花屋さんは、令和にあった花文化や、新時代を迎えた百合の魅力を伝えるインフルエンサーとして重要度が増しており、百合を使った様々な発信にもご協力いただいております。「6月のゆりの展示会(オンライン)」並びに「6月のゆりの展示会 at the Flower Auction」を機会に、百合が益々身近で、使えるアイテムと感じていただけたら幸いです。

 

6月のゆりの展示会」また前身の「ゆりフェスタ」では、予てより一般の方のご意見もたくさん取り入れてきました。当時、業界の価値観とは違った投票結果に衝撃を受け、本当に求められている百合を実現させる事が使命と感じたことを懐かしく思います。

百合球根の生産には長い時間がかかりましたが、ようやく潜在的魅力をもつ品種が普及して参りましたので、百合をご贔屓いただきたく存じます。

 

多様化が進み、価値観が変化し、持続可能な社会の発展と平和やこころの豊かさの両立を目指す中、これまで以上に花の社会的役割が期待されます。

花を見ることに加え、花を自由に表現する体験(花にふれる自分自身)、そして発信し仲間から承認される事なども含め、花の効用を高めてくれている気がします。

 

最後に、生産者様、協力企業・自治体・教育機関・団体の皆様には日ごろから弊社の活動にご協力いただき、誠にありがとうございます。

皆様と力を合わせ、新しい発想と行動力+笑顔で、ユリの輪を広めていきたいと思っております。今後ともご支援をよろしくお願い致します。


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ゆり球根・輸入・生産・卸 株式会社中村農園(高知市)
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