こんにちは。今日から12月ですね。
昨日は夕方から豪雨と風が酷かったですが、今日はそれが嘘のように良く晴れています。お天気が良いと日中は暖かいのですが、南国・高知も夜は5度くらいまで下がる日が増えてきました。
今週末は、最低気温0度まで下がるそうで、試験農場の6台ボイラーも張り切って燃えてくれるでしょう。嗚呼、重油価格が恨めしい。
さて、試験農場では、10月下旬から開花が始まった2020年オランダ産抑制試験も大詰めを迎えています。11月上旬から鉄砲、OT品種が次々と開花し始め、中旬には大半の品種が開花しました。
現在では、晩生品種の多くも開花して、あとは、RLサマンサやモンテニューなど最晩生の数品種を残すのみとなりました。今年は秋が暖かかったせいか、全体的に平年よりも少し早く開花したように思います。
目に留まった品種をいくつか撮ってみました📸
LAもだいぶ咲いてきました。コタギリ(黄色)やタイニーダブルユー(ポット用、オレンジ色)などから開花が始まり、無花粉や複色の品種も次々と開花して、試験区が色鮮やかになってきています。LAはこれからが見頃です。
こちらも目に留まった品種をいくつかパシャリ📸
2020年オランダ産抑制試験が終盤を迎える一方で、別の部屋では2021年南半球産の栽培がスタートしています。今回の試験では148品種を栽培していますが、その中での注目はやはり“オリエンタル八重“。
オリエンタル八重の品種も、チリで球根の生産がようやく増えてきました。
オランダ産とは栽培時期や球根(産地)が違いますので、品種や球根サイズ選びの大切な試験になると思います。開花は来年2月上旬の予定です。
試験全体の見頃は来年1月中旬頃から始まると思いますが、極早生のサロニキ(オリエンタル、ピンク色)の開花だけは、あわてんぼうのサンタクロースよりも先にやってくると思います。
試験農場の見学は大歓迎です。
皆様、お気軽にお立ち寄りください。
いよいよ12月。師走ですね。
慌ただしい日々が続くと思いますが、皆様お体ご自愛くださいませ。
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ゆり球根・輸入・生産・卸 株式会社中村農園(高知市)
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