酷暑試験定植第2弾と夜冷試験途中経過報告

上：夜間冷房試験区　　　　　　　　　　　　下：通常試験区

写真ではあまり違いが分かりませんが…

 

暑い日が続きますが皆様体調はいかがでしょうか??

弊社の試験ハウスでは、7月23日に酷暑試験2回目の定植を行いました。今回はLA、アジアティック、鉄砲品種の全30品目定植しました。この日の最高・最低気温は32.2℃・25.2℃でした。

試験の途中経過報告ですが、通常試験区の地温は平均27.4℃となっておりますが、夜間冷房試験区では平均25.6℃となり1.8℃ほどの違いが見られました。また、冷房による地温の変化は作動させてから約2日間かかる事がわかりました。(冷房時間は19:00～07:00、詳しくは弊社ハウス担当まで)

これからも随時試験報告をさせていただきますので、お楽しみに。

ですが、百聞は一見に如かず。最も厳しい環境下でどの品種が立派に生育するか? 奇形や輪数は? 夜冷の効果は??

8月中旬～が見頃です。ぜひご来場ご自身でご覧ください。

お待ち致しております。

酷暑試験定植始めました

本日、ORとOTの全26品目定植しました。

今回はシベリアとソルボンヌはルーティング期間各0～4週間の5パターンでの試験栽培を行います。他品種のルーティング期間はOT各種1，2週間、OR各種は2週間です。パターン別に分けますとOR,OTのみで68パターンとなっております。

また、栽培期間中のハウスは寒冷紗で遮光しミストで冷却した状態で行います。

定植時のハウスの最高・最低気温は34℃・24℃で、地温は平均27.5℃でした。

 

今年の酷暑試験は、夜間冷房有無の対照実験やルーティング期間の違いでどのように生育に影響を与えるのかを試験し、品種ごとの品質の違いや夏場の栽培に適応する品種・および栽培法を模索していきます。

 

今回は品種毎に条件の異なる栽培を行うので私たちもどのような結果になるのかと、たいへん楽しみにしております。

みなさんのお役になるような情報を提供していきます。